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積水ハウスの地面師による詐欺事件について
先日、私が新卒時に働かせて頂いた積水ハウスが地面師による詐欺被害にあうという事件がありました。
自分も大変お世話になった会社でもありますので、他人ごとではありません。
売買決済時、司法書士は売主の権利証、印鑑証明書、本人確認書面(免許証等)、実印の押印及び売却の意思確認等をし送金の実行を掛けるのですが、本件はそれらの書面が偽造書面だったことにより生じたようです。
司法書士は極力短時間で取引が進むよう、迅速にそれらの書面を確認しなくてはならないのですが、それを見抜けなかったということになります。
確かにそれらの書面には偽造防止の処理が施されてはいるのですが、犯罪もより一層巧妙化してきており、より慎重に確認しなくてはならないなあということを改めて考えさせられた事件です。
早く犯人が捕まり、売買代金の全額回収ができることを願っております。